● 現代のわび ●
 宗流は流祖宗が体系化した、利休の孫 宗旦から伝えられた利休直伝の侘びの心が自然と身についていく所作・作法を通して、上質な茶の湯文化を提案し、最高のもてなしで世界中を幸せにすることを喜びとする流儀です。 宗流では「わび」を利休の師紹鴎の定義通り「正直に慎み深くおごらぬ様」と受けとめ、何気ない振る舞いにこそ、この「様」が顕われるよう指導し、人と交わりに「まこと」を尽くす、現代における茶の湯の意味を追求しています。

 宗流の目標は21世紀の精神文化をリードするべく、流祖宗が確立した美意識を基に、禅の厳しさをもった修養とも言える稽古を通しての「人格の形成と品性の確立」と、「門人全員が茶事を行える」ということです。

 宗流は千利休の孫、千宗旦の高弟、山田宗(1627〜1708)を祖とする茶の湯の流儀。なお、宗は、利休の簡素な真の「侘び茶」を宗旦から直に学び継承した江戸初期の偉大な茶人として知られる。

 その流祖の「侘び茶」の心を現代に伝え、簡潔にして明快、思考の無駄を削ぎ落とし、茶の湯での一瞬一瞬をためらいなく生き、主客共に誠を尽くし合、一体となることを目指す。つまり、完成された茶の湯の様式の中で主客がどう振る舞い合うか、真心を尽くし合えるか、そこに美を見る。

先代四方斎宗匠の構想に従って、止観亭が京都から現地に移築され、完成された、鎌倉浄明寺の茶境は、杉林を借景として、滑川上流の美しい曲折のある水辺に臨んでいます。
止観亭について
(非公開 -重要文化財-)
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