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家元邸には日々いろいろなお客様がいらっしゃいます。ほとんどの方が抹茶の飲み方もご存知なく、正座も苦手です。当然お茶のいただきたいし、せっかくだから簡単な作法も覚えてみたいと思われています。そしてお茶の歴史や伝統、茶の心に興味をお持ちです。
ところが、畳の席の場合では、足の痺れや極度の緊張により、辛い印象しか残らないことが多いようです。これでは亭主が心を砕いたせっかくの雰囲気作りや、お点前やお道具も台無しです。
家元邸では、そういう方の導入としてまず、「お茶が美味しかった」「庭の緑がきれいだった」「静かだった」「久し振りに心が落ち着くよい時間が持てた」と茶の湯に対してプラスの印象を持っていただくように、見晴らしのよい部屋に力囲棚を常設しています。
滑川のせせらぎや鳥のさえずり、お寺の鐘の音が聞こえる、障子もガラスも開け放した空間で、自然と一体になる時間を体験していただいています。
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